全寮制の学校

「なぜ?全寮制の学校か?」

黄柳野高校は全寮制の学校です。不登校経験を持つ生徒が約6割強です。
小学校から不登校だという生徒もいますが、多くは中学校に入ってからの生徒がほとんどです。その理由やきっかけはさまざまですが、主な原因としては「人間関係作りが苦手」「いじめを受けて」「教師の体罰や対応の悪さ」等です。

本校では、「人間関係でつまづいたものは、人間関係でしか解決できない」と考えています。

確かに、自宅にいれば自由な空間と自由な時間が得られます。しかし、それでは一人で悩んで袋小路に入り込むだけで何の解決も得られません。24時間共同生活するということは多くのストレスと問題を抱えることになりますが、同時に友達と一緒に解決したり、悩みを分かち合うことによって自己形成がなされるのです。
「喜びは友達と共有することで倍にもなるし、苦しみは友達に相談することによって半減する」と言われます。通学の生活では得られなかった、本当の意味での「親友」を得ることによって高校生活を意義あるものにできると考えています。

部屋の構成は異学年で、4人部屋が原則となっています。今は、自宅では個室が当たり前のご家庭が多いようですが、本校は個室ではありません。
それは、異質な人間が交流する中で、自己発見ができたり、自立ができると考えています。そのためには、自己表現、自己主張は欠かせません。自己主張が苦手な生徒もいます、その場合は職員がアドバイスをしてその表現については整理をしてあげます。それでも自分の口では表現できない場合は、紙面を持って表現させています。

どんな形であれ、自己表現は成長のためには欠かせない課題なのです。